2020.05.09VILLA内で楽しむ
沖縄料理の楽しみ方
沖縄料理は、古くから沖縄に伝わっている伝統料理で、使われる食材の多くが沖縄独特のものです。温暖な気候に恵まれた沖縄の料理は、中国や東南アジア、アメリカなどの影響を受けた歴史によって、和食とは異なる進化を遂げました。
今回は、そんな数ある沖縄料理の中でも特におすすめのものを紹介していきます。
ゴーヤチャンプルー
チャンプルーとは沖縄の方言で「混ぜこぜにしたもの」という意味で、豆腐とゴーヤを炒めた料理がゴーヤチャンプルーです。
ゴーヤは一度食べたら病みつきになる独特の苦味があり、栄養価がとても優れています。
ハウス栽培で年を通して入手可能となりましたが、栄養価が最も高く価格が安定するの
は夏の時期。
麸を入れた「フーチャンプルー」、素麺を炒めた「ソーミンチャンプルー」などバリエーションも豊富です。
ジューシー
豚バラ肉とひじきやニンジンなどの野菜を具に、豚肉のゆで汁や昆布のだし汁で炊き込んだ沖縄風の炊き込みご飯です。
沖縄では、そばや定食とセットで出てくることが多いです。
ジーマミー豆腐
ジーマミーは沖縄の方言で落花生(ピーナッツ)のこと。
豆腐といっていますが、実際は大豆やにがりは使っておらず生のピーナッツをすり潰し、こしたものを芋くずで固めたもので、とてももっちりとした食感でピーナッツの風味が口に広がります。
甘辛のタレや醤油を付けて食べることが多く、合わせるタレによってデザートとしてもお酒のおつまみとしても楽しめます。
にんじんしりしり
しりしりとは、沖縄の方言で千切りという意味で、スライサーで細く切ったにんじんを炒め、卵でとじた料理。沖縄では、各家庭にしりしり器という専用のスライサーがあるようです。
にんじんをしんなりするまで炒めて、ツナを加えます。だしの素と醤油で味付け(めんつゆもオススメ)し、卵でとじて完成!ツナは入れても入れなくてもOK。
簡単にできて美味しい料理です。
ミミガー
豚の耳の皮のことで、軟骨がコリコリした食感でとても美味しいです。
千切りにしてピーナッツ味噌で和えるのが定番ですが、野菜炒めや酢の物の具にすることもあります。
コラーゲンを多く含んでいるので、女性から人気が高い食材です。
ポーク玉子おにぎり
沖縄のスーパーやコンビニではよく売られています。
沖縄以外では、ほとんど見かけませんね。
これは、缶詰のポークランチョンミート(スパム)と卵の具材を挟みおにぎりにしたものです。
お好みで中にツナマヨを入れてもかなり美味しいので、おすすめの食べ方。
おにぎりにしなくても、そのままでも美味しいです。
ポークランチョンミートは、味噌汁やちゃんぷる料理に使用され、沖縄の家庭料理には欠かせないものです。
スーパーやネットでのお取り寄せで
気軽に沖縄食材を手に入れることができるので
ご自宅でも沖縄の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。