2025.01.17
琉球桜~寒緋桜~
2025年は平年より11日早い1月5日に桜の開花宣言がございました。
沖縄は日本で一番桜の開花が早く、どこよりも早く春を楽しめる。
と、イメージされる方が多いと思います。
そんな沖縄でも地域によって見頃が違い
桜でも本土と同じ桜ではない事をご存知でしょうか?
まず1つ目、開花と見頃
沖縄の中でも特に桜の開花が早く・新年早々に見頃を迎える地域は
LECEBがある「沖縄北部」なんです!
北部から咲き始め→恩納村あたりの中部→那覇→糸満市がある南部→九州と
順々と進んでいきます。
『沖縄 桜』と調べると必ずといっていいほど今帰仁城の桜まつり
本部町の八重岳、名護の桜祭りが紹介されます。
毎年、とても多くの観光客と地元の方が訪れ盛大に開催されているお祭りです。
冬にも関わらず沖縄中部と北部のご宿泊代が今だけすこーしだけ高くなるのも特徴の一つですね。
写真の八重岳は瀬底島からお車で約20分です。
お昼と違い夜桜は愛らしい桃色の花に艶めかしいを雰囲気をまとう所が
何とも言えないぐらい美しいですね。
さて、2つ目です。
本土では桜=ソメイヨシノが最も馴染みある桜でしょう。
ソメイヨシノは薄桃色の花びらで凛と上を向いて咲く桜
そして同じ品種はなく、全て挿し木や接ぎ木で増やされていくため
100年前からの変わらない美しさを代々引き継がれています。
沖縄ではソメイヨシノ(染井吉野)ではなく
カンヒサクラ(寒緋桜)が沖縄県民にとっては馴染み深い桜です。
濃い桃色の花弁と釣り鐘のように下を向いているのが特徴です。
ソメイヨシノのように舞い散ることはなく散る時はポテッと落ちます。
下を向いて咲く桜なので、お花見時にパッと上を向くと
桜がこちらを見ているように感じますね。
それが由来かはわかりませんが寒緋桜の花言葉は【あなたに微笑む】だそうです♪
是非、沖縄北部に訪れてみてください♪