2019.07.20周辺情報
沖縄全島エイサー祭
エイサーとは、お盆に先祖の方々を迎えて送り出すための踊りです。
ご先祖様たちが、自分たちの家に間違えずに帰ってこれるようにお盆のはじめに踊りを踊りお囃子で先導し
お盆の最後には、感謝の念を込めて送り出すためにエイサーを踊る。
青年部の若者たちを中心に、一年を通して稽古した踊りを披露するお祭り、それが「全島エイサー祭」です。
「全島エイサーまつり」は旧盆明けの最初の週末に、沖縄本島の中部にあるエイサーのまち・沖縄市で繰り広げられる青年エイサーの祭典です。
全地域から選抜された団体のみが出演できるとあって、県内各地の青年会の憧れの的になっています。
3日間にわたって行われる全島エイサーまつりは、初日(金曜日)が「道じゅねー」、中日(土曜日)が「沖縄市青年まつり」、最終日(日曜日)が「全島エイサーまつり」となっていて、それぞれに見どころが満載。毎年約30万人が訪れるという人気イベントの魅力と楽しみ方を紹介します。
旧盆の時期にしかお目にかかることができなかった県内各地域のエイサーを一堂に集めたのが、昭和31年(1956)、コザ市(現・沖縄市)誕生記念の年に行われた「全島エイサーコンクール」。
現在は、ナンバーワンを決めていませんが、沖縄本島の北部・中部・南部の各地域から選び抜かれた団体のみが、「沖縄全島エイサーまつり」に出場することができます。
地域によって太鼓の種類や踊りのスタイルが違うので、さまざまな団体のエイサーを見比べてみるのも面白いですよ。
「沖縄市青年まつり」。こちらは15時~21時の間、沖縄市コザ運動公園陸上競技場で行われる固定会場型のイベント。
初日、中日共に、沖縄市の青年会が多数出演するので、本場の熱を感じてみたいという人におすすめです。
最終日は県内北部・中部・南部から選抜された団体のエイサー演舞や、創作エイサーが見られます(15時~21時)。
2日目と同様、コザ運動公園陸上競技場で開かれます。
全国から駆けつけるエイサーファンのために、数年前から中日と最終日はスタンドに有料席(約3000席)が設けられるようになりましたが、前売りでほぼ完売するほどの人気ぶりです。
ぜひ一度ご覧になってみてください。
【開催日時】
2019年8月23日(金)~8月25日(日)
「沖縄全島エイサー祭り」オフィシャルサイト
https://www.zentoeisa.com